マーチ


2月25日

僕の勤務先の社員食堂は夕食も食べることができます。
勤務時間後なので、夕食時の営業時間は定まっていません。とはいえ、社員食堂で夕食をとる大概の人は、定時(17:30)後、食べてすぐに仕事に戻るので、18:00になると食堂に人はほとんど居なくなります。

今日は残業する必要があったので社食で夕食をとることにしたのですが、その前の仕事も長引き、食堂に入ったときには18:30を過ぎていました。食堂にはもう誰も居なかったので、この時間になっても営業しているか不安でしたが、

僕:「いいですか?」
オバちゃん:「いいですよ。」
僕:「かきあげうどん。」
オバちゃん:「はい。もう時間遅いし、残してももったいないから、かきあげ2つ入れてあげる。」

と、2つ残っていた かきあげの具を2つとも入れてくれました。



これからも社食で夕食をとる時は、時間ギリギリに来ようかしら、などと考えながら、誰もいない食堂で一人うどんを食べていると、さらに一人、食堂に入ってきました。そして


「かきあげうどん。」

オバちゃん:「あー、ごめんなさいねー。もうかきあげ が無いのよー。

         もう終わりと思って、あの人に残ってた2つ、両方つけちゃったから。」





















僕の事は言わなくてもよかったのでは?

2月29日

僕の妻の祖母は福島県の人間なのですが、その実家から干し柿が送られてきまして、夕食後にテーブルに上がりました。

妻:「食べるでしょ?」

僕:「え、うーん・・・甘いんだよね?」

妻:「当たり前でしょ。え、何?おばあちゃんの干し柿が食べられないって言うワケ?」


僕はここ10年ほど干し柿を食べていませんでした。機会が無かったわけではありませんが、大好きでもないので、食わず嫌い気味になっていたのです。ただ、それほど嫌いだった記憶も無いので、今回食べてみることにしました。
一口食べてみると、


僕:「あ、甘い・・・干し柿ってこんなに甘いモンだっけ?すごく甘いんですけど。」

これが予想以上の、しかも悪い方向に予想以上の甘さでして、全部食べるのは至難の業とも思えました。しかし妻は平気で食べています。 おばあちゃん子である妻の機嫌を悪くさせまいと、少しずつ食べ続けたのですが、どうしても「・・・甘い・・」「うう、甘い・・・」と発してしまい、しまいには

妻:「大げさだなあ!

僕:「すいません。どうしても甘くて・・・」

妻:「・・・・・・あれ、その柿、色おかしくない?」

僕:「・・・黒ずんでるように見えるね。」

妻:「こっちの食べてみる?」



妻が食べていた方の干し柿を食べてみると、



僕:「甘さひかえめだ!」

妻:「あははははは!腐ってた?あはははははは!








き、貴様!

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