『凝視』 という用語自体は、とあるRPGから来たもので、語感が気に入ったので何の気なしに使っていた。 いつの間にか一般にも広く浸透し使われるようになっていたが、あながち誤用でもないようで、意味合い的には 「相手のフィールドを見る事」 と捉えて頂いて構わない。
ただ、この先やっていく事は決して万人向けの説明ではない事を先に言っておく。
ぷよの対戦をする上で 最も重要なファクター の一つである凝視能力。
対人戦であること、相手がいるという事は様々な場面で自分の手にも多くの影響を及ぼす。現在の最上級の対戦においてのスピード化した駆け引きの中では、場の流れを読み、それに対していかに早い段階で相手に合わせて手を変化させていけるかという 「柔軟な対応力」 と、極限られた時間の中でもミスの許されない 「的確な判断力」 が要求される。
互いに最善手で応戦し合い、時には常に致死量のお邪魔が飛び交う催促合戦の中ではたった一回の判断ミスやほんの一瞬の躊躇がそのまま試合を決める事すらままある。たった一つのミスが即ち死を意味する事も珍しくないのだ。
だが、逆に対人戦であるということはそれを利用した戦術も生かす事が出来る。それこそが心理戦であり俗に言う読み合いと言われるものだ。
ぷよの対戦では、降って来るツモがランダムである限りどうしても確率が関わってくる。勝率を上げる為にはいかに 「試合を取りこぼさないで確実に試合に勝つか」 という事が非常に重要だ。その為には相手を見る事は勿論重要なのだが、そこで更に相手の心理を読み、それを踏まえた上で戦う事で 『より確実に試合をモノにする』 事も可能なのである。
相手を掌握し、また流れを読み切った上で勝つ試合は格別だ。
ここではこの様な凝視とそれに纏わる様々な技術について解説していきたい。
と同時に対応や変化、そして相手の心理を付いた戦術に付いても実際に実戦で起こった図を中心に説明していきたいと思う。相手を 「意のままに操る術」 を身に付け、より一層深い対戦をする為の手助けになれたら幸いだ。
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