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レストア&メンテナンス

富士重工 ラビットS601C キーシリンダユニット

[2] 2006/03/05  組立編 その1

 メッキに出して帰ってきた部品達です。これらを組み合わせて今回はシリンダ部を組み立てます。ハンドルロック部は次回です。

 まずはキーシリンダ本体(棒)にキーと対になった真鍮のピンを挿入します。これはどの穴二度のピンを入れるかがちゃんと決まっています(個体によって組み合わせは異なります)ので、あらかじめ記録して置いた順番で挿入します。

 シリンダの本体(棒)は再メッキしませんでした。ユニクロくらいだったら大したこと無いですが、クロムをかけてしまうと寸法が変わってしまってキーの動きが渋くなります。

 続いて、写真左に移っているシリンダ本体(外側)の穴6つにスプリングの付いた真鍮ピンを挿入します。このスプリングピンはキーが抜ける位置(OFFとLOCK)に来たときに、上の写真のキー対の真鍮ピンを押し込む(浮かせない)ようにする役割をしています。浮いたりするとキーを刺したカチカチッっという感覚が無くなりますので、逆に降車時にOFFに回した際、ポロッとシリンダからキーが抜けたりすることになります。

 スプリングピンを挿入するのはこの穴です。写真に写っていない側にも同じように穴が3つあいています。
 真鍮の部分を内側にして6つ挿入したら、動きを良くするためにグリスを入れておきます。こういう部分はカートリッジ式のグリスなどよりもスプレーグリスが使い勝手イイです。
 グリスアップが終わったら、シリンダ本体に化粧カバー(2点)を被せます。一カ所に、シリンダ本体と通ずる穴がありますので、そこにピンを挿入してまわり止めを施します。何のまわり止めかって?ライト制御の回転スイッチ部分ですよ。
 続いて、ライト制御の回転スイッチの位置決め用パーツを組みます。
 まず3つの穴にグリスを入れます。 
 そしてスプリングを挿入し、その上にグリスを塗ったスチールボールを乗っけます。
 と、上の写真でスチールボールを乗っけましたが、やはり反対側に最初から置いておくことにします。写真のシリンダ外側にある三つのスチールボールがそれです。この上にスプリングがガイドとして乗って、ライトの制御スイッチと連動して黒枠が回転すると、スチールボールがシリンダ本体にある凹凸を乗り越えてカチァチッっという感覚を得ることが出来ます。

 続いて、シリンダ本体の内側の穴2箇所にグリスを入れます。
 その穴にスプリングを入れ、スチールボールを載せたら穴の開いた板を乗っけて、クリップ(写真で板の上に載っているやつ)で固定します。上方向に伸びている軸にこのクリップが入る溝が掘ってあります。 
 そしたら先ほどの黒枠を逆さまにして乗っけて、銅製の端子(三つ共通)を乗せます。211では端子を押し上げるように端子の真下にスプリングが入っていましたが、601にはありませんでした。
 そしたらシリンダの外箱(再クロメートメッキ済)に入れます。せっかくセットした黒枠を外してしまっていますが、この工程が一番難しい!上手くいったと思えば黒枠の下のスチールボールが外れてる!たったこれだけで1時間は費やしたかな・・・。
 やっとのことで押し込めました。
 そしたら、またスチールボールが暴れないウチに裏側に端子板をセットして、写真上下でカシめます。(かしめるというか、ツメで押さえるという感じです)
 完成!ん〜キレイ!

 次回はハンドルロック部を組み上げて、それと結合して最終的に完成です。

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