旧いバイクと戯れる

レストア&メンテナンス

富士重工 ラビットS601C キーシリンダユニット

[1] 2006/02/27  分解編

 今回レストア?するのはコイツです。これは知り合いのS601についていたもので、車両をレストアされるのを機にキーシリンダもキレイにしたいということでウチに持ち込まれました。

 601のキーシリンダを分解するのは初めてです。211は経験があるのですが、おそらく同じような内容でしょう。何はともあれ、構造のはっきりしないモノはとにかくバラすコトから始めます。

 ハンドルロックユニットとキーシリンダユニットは4本のビスを外すことで簡単に分離出来ます。ハンドルロックユニットは簡単な構造なので今回は写真無しです。

 キーシリンダユニットの分解は、まず左右のカシメをドライバーでこじって外します。

 するとこんな顔が見えてきます。キーを回したり、キーのまわりの黒枠を回したりすると右側の中に埋まっている電極付きの板が同時に回転します。それと左側の電線付きの板を上手いこと組み合わせてポジションの変更が実現されています。
 表面はこんな感じ。ON、OFFなどと掘られているパーツは元々クロムメッキされていたようです。こういうところがキレイになると気持ちいいですよね〜!
 もうちょっとバラしていくと、ユニットのカナメであるシリンダ部が取り出せます。この辺は細かいスプリングや、鍵の凹凸と対応したキーピンなどが多く詰め込まれていますから、紛失しないように細心の注意が必要です。 
 裏側はこうなっています。下の方に凸凹した部分があるのが分かりますか?この下の凹凸にはスチールボールが三つ乗って、ライトの点灯状況を操作するスイッチ(601乗りの方ならわかりますよね)のガチャガチャ感を実現します。すでにスチールボールが乗っている上の段は、キーを回したときのガチャガチャ感を実現する部分です。
 シリンダの化粧部品は再メッキ行きです。
 ここを紛失したらシリンダを修理している意味がない!!キーの凸凹と真鍮のピンの長さを対応させてあり、三つあるピンも全て長さが異なります。ですからどういう順番でシリンダ本体に入っていたかはしっかり記録しておきます。僕はピン自体に番号を振っておきました。
 外側に露出する部分は防錆目的でクロメート処理します。

 さて!次回はキレイになった部品で組み立てです!

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