旧いバイクと戯れる

レストア&メンテナンス

1966年式 富士重工 ラビットS211A

[7] 2005/10/28  修理用パーツ準備

 新しいエンジンに組むシリンダヘッドです。ガラスビーズを使用したサンドブラストで、ピカピカに仕上がっています。もちろんブラスト後はエアブローをお忘れ無く。ちなみにブラストも外注ではありません。『多少無理しても出来ることは自分で』です。

 燃焼室側は軽く鏡面仕上げにしてあります。圧縮を下げないようにするため、ほとんど削っていません。鏡面にするとカーボンがたまりにくくなります。
 オイルを浸した耐水ペーパーと定盤を使って歪み取りです。最後は写真のように光明丹で平滑になっているか確認。ちなみに作業前もそんなに大した歪みではありませんでした。

 新品のベアリングやオイルシールです。前回交換時からあまり距離を走っていませんが、気分の問題で交換しておきます。そんなに高い物でもないですし。
 コンロッド大端部のニードルローラーです。先述のクランクに実装してあります。いろんなメーカーのカタログをひっくり返してやっと見つけました。

 旧シリンダは深い傷が入ってしまったため、別のシリンダを使用します。これからサンドブラストでさび&塗装落としをするところです。ちなみに右のヘッド、真ん中のシリンダは301のものです。一緒にブラストしました。

 このシリンダ、内面はキレイなのですが、ポートに錆がありました。ワイヤブラシなどは届かなかったので、厳重にマスキングしてブラストで落としました。この辺りの作業にはいろんな意見が飛び交いそうですが、単純な構造のシリンダなので砂が残るなどという問題は大丈夫だろうというのが僕の考えです。

 シリンダはさび落とし後、耐熱塗料(缶スプレーなんかじゃあありません)にて塗装します。耐熱塗料はどこのメーカーでも大抵は熱をかけないと完全には硬化してくれません。過熱前に手で触ったりするとボロボロ崩れます。というわけでバーナーで炙って硬化させました。炙りすぎは禁物ですよ、塗膜が真っ白な灰になってしまいます。

 とここで問題児が!!!
 これまでエンジンの中で頑張ってくれていた小端ベアリングのリテーナーにヒビが・・・。このまま組むとかなりの高確立でエンジン破損の原因になりそうです。さてどう対処しましょうか・・・。

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