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1966年式 富士重工 ラビットS211A

[22] 2006/04/03  エンジン組立!チェンケース内部

 さて、次はファイナルドリブンとリアブレーキ軸のオイルシールを挿入します。挿入にはジグを用いて真っ直ぐ入るようにします。今回使ったのはダイス回しのダイスケース部分です。サイズがかなりGOOD!

 ファイナルドリブンのオイルシールを挿入するときにはひとつ注意することがあります。それはチェンケースの端面よりも1mm深くにオイルシールを挿入しなければならないということです。よって、ジグはオイルシールの内径よりも大きく、かつオイルシールの外形(チェンケース穴の内径)よりも小さいという条件を満たす必要があります。
 さて、次は211のカナメ!バルブまわりを組み付けます。

 まずはガソリンの充満する部屋とチェンオイルで満たされる部屋を分けるために、ベアリングプレートにOリングをセットします。これはちょうどいいサイズが現行品でありましたのでそれを使います。材質はF201(フッソ)がいいですねー、ガソリンには強い素材です。

 先ほどのベアリングプレートにオイルシールとベアリングを挿入します。オイルシールの向きをたまに迷いますが、これが純正と同様です。

 で、クランク軸にバルブの位置決め用コッターピンを挿入し、ディスクをセットします。このときディスクと接する面及びディスク両面の異物は全て除去しておきます。何か残ったままエンジンをかけたらえらいことになります。それからベアリングプレートを上から入れます。
 はい!くみ終わり!

 最後にM6のボルト4本で締め付けます。

 さー、あっちゃこっちゃしますが次はファイナルドリブンです。いくつかもっているので良い部品を寄せ集めます。ドリブン軸を分解するときはロックワッシャを戻してからこのナットをゆるめればOKです。
 所有していたクロー二本、使うのは右側です。このクローを使って、グッドコンディションなファイナルドリブンを組み上げます。

 さて、チェンケース側にはファイナルドリブン軸ベアリングを入れて押さえを組み付けます。ついでに横のニードルベアリングも入れておきます。
 で、そのベアリングにファイナルドリブン軸を挿入します。マニュアルに従うならば、ドリブン軸をセットしてからスペーサ(オイルシールと軸の間にあるヤツ)を挿入します。
 こんな感じに挿入完了!!
 で、この軸にギアを入れていきます。そのギアは写真のモノなのですが・・・
 こちらサードドリブン、内径が一段落ちている側がタイヤホイールのある方になるようにセット。
 続いてこちらセカンドドリブン、これは向きがありません。

 こちらロードリブン、これは溝のある側がエンジン内部に向くように(タイヤホイールのある向きとは逆向きに)セットします。
 で、これらをロー、セカンド、サードの順番で組み付け、その上からワッシャ、スナップリングを入れます。でワッシャとスナップリングの間の隙間を計ります。結果0.04mmです。
 その隙間が0.1〜0.3mmになるように調整しなければならないのですが、それにはワッシャを入れ替える必要があります。先ほど使用したのが1.75mm厚のワッシャ、当時はそれとは別に1.5mm厚のワッシャも用意されていました。1.5mmのワッシャに入れ替えて隙間を0.29mmとしても良いのですが、今後の摩耗も考えて1.75mm厚ワッシャで0.04mmスキマとしました。少々きつくてもギアが回転すれば問題ないと思います。むしろガバガバ過ぎる方が問題ですしね。
 さーファイナルドリブンが組み上がりました。続いてギアCP(プライマリ)を組み上げます。チェンケースとギアの間にまわり止めワッシャが入るのですが、この厚みを測定しておきます。標準は1.5mm、限度は1.0mmです。測定結果は1.5mm!
 それをこのように切り欠きに合わせてセットします。あっもちろんこの下にはニードルベアリングを挿入しておきます。それでこの上にでっかいギアを上から挿入します(一番下の写真参照)
 続いて先ほどチェンケースと結合したベアリングプレートの上にワッシャを入れ、ニードルベアリング、スペーサを上から落としてその上にプライマリピニオンギアを挿入し、さらにその上から同じ径のワッシャを落とします。
 で、ワッシャとクランク軸の段差の深さを測ります。ここが0.1〜0.5mmになるように調整する必要があります。それには、プライマリピニオンの上下に入れたワッシャの厚みを選びます。1.5mmと1.75mmのワッシャが用意されているので、上下とも1.5mmを入れて深さを0.2mmとしました。

 そうそう、深さを測るときは0.1mmとか0.3mmとかいう微妙な深さだと測りにくいので、ワッシャを抜いて測って、あとでワッシャの厚みを計算で足すのが良いでしょう。
 さーここまできました!

 いつのまにかチェンが入っています。

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