野心の系譜


 さて、今回は「野心の系譜」と題してガストラ帝国の歴史をひもといてみようと思います.
何だかよくわからないガストラ帝国の歴史がコレで、明らかに!? なると思います…

年号(魔大戦後歴)
イベントは攻略本設定資料編に準じています
考察・コメント
-735(265年)
世界平和評議会開催
この開催を提唱したのが自治軍事組織、後の帝国なんだって.
-685(315年)
世界警察を目指す軍事国家として帝国成立
もう帝国成立? ガストラとは名乗っていないのか、それともすでにガストラ帝国なのか…第一世界警察って…ア○リカか?
-208(792年)
産業革命、芸術復興が相次いで興る

青史では逆.何で産業革命後にルネサンス? まぁ、どうでもいいや…

とにかくこの産業革命のおかげで、フィガロは潜地しナルシェは鉱山都市として栄え、帝国は妖しげな野心に燃える事になるわけだね.

-72(928年)
帝国のガストラが軍事参謀の家の跡継ぎとして誕生

はて? ガストラは50歳のはずだが…?

 とにかく、10月26日にご生誕.しかし参謀家の生まれだったのか…てっきり、皇室に生まれたか、自分で帝政にしちゃったのかと思ったのだが…って事は、今誰か皇帝がいて下克上するワケね?

-59(941年)
帝国でクーデター.ガストラの父も関与か?
ガストラ13歳.一体どういうクーデターなのだろうか? とにかく、幕僚だった父親が絡んでいると言うことは軍事クーデターっぽい.
-50(950年) 攻略本のガストラの年齢「50歳」が正しいとするならこの年ガストラ生誕.
-38(962年)
帝国に圧力増強的軍備拡大進む
ベクタ完成
圧力増強的軍備拡大…日本語か? コレ?
とにかく軍靴の音が聞こえまくりで、新首都(いままでドコに住んでたんだ、お前ら?)も完成.
-35(965年)
ケフカ誕生
後に世界を手中に収めることになるケフカ、この年の11月19日生誕.
-30(970年)
レオ生誕
実はケフカより5歳も年下だったレオ生誕.後に入隊し叩き上がってゆくのか、武家の生まれなのかは不明なんだなこれが.
-20(980年)
ガストラ、帝位に就く
石炭を求めナルシェに侵攻するも失敗
ようやく帝位に就いたマルチーズ、もといガストラ.このとき52歳.
ケフカは15歳、レオに至ってはまだ10歳である.
-18(982年)
ガストラ、南方大陸平定
魔導研開設
幻獣界へ侵攻
ティナ誕生、拉致される
セリス誕生

無茶無茶イベントが多い、982年がやってまいりました.

まず、古文書(その昔ドマから紛失した「正伝魔大戦録」らしい)をひもとき、マルチーズが幻獣界へ侵攻.多数の幻獣とティナを拉致している.

そして、大量に捕獲した幻獣の研究のため魔導研を設立.シドなど研究者を各地から招聘し研究にあたらせている.

この年、ケフカは17歳、レオは12歳である.

もちろん同年の3月10日にセリスが、10月18日にはマディンとマドリードの間に生まれているが、侵攻してきたガストラによって拉致されてしまうのは有名だね.

-12(988年)
ケフカ、レオにより軍組織再編成終了

ケフカとレオの手で? この年ケフカ25歳、レオ20歳である.ガンダムじゃあるまいし…若過ぎやしませんか?

このとき、すでにケフカは魔導注入が済んでいたものと思われます.

-8(992年)
魔導アーマー実験的実践投入により西方大陸平定
フィガロと同盟締結.その際にリターナー暴動を誘発.フィガロ王子(フィガロ王の弟)が造反しエドガーらの従姉やその婚約者の騎士が死亡するのがこの辺.
ごちゃごちゃしてしまったが、書いたとおりである.
魔導アーマー(普通に考えると、ココで投入されたのはプロトアーマーじゃないかな)投入で帝国にミリタリーバランスが傾く.フィガロはいち早く講和するも、一悶着発生.
-7(993年)
フィガロ王スチュアート・フィガロ崩御
これで20歳の若き王エドガーが誕生することになるわけだね.


帝国、素朴なギモン

Q1.ガストラの年齢って幾つよ?
 やってて初めて気が付いた謎の問題点.攻略本の設定資料編では年表から72歳だとわかるのだけれど、コンプリートを開くと50歳と断言.
 はて…いったいこのマルチーズ幾つよ? 仮に50歳で年表があっていたとすると30歳で即位したことになる.若い…しかも32歳の時のグラフィックと50歳の時のグラフィックが全く同じというのもどうかと思うのだが…よって上記年表では72歳説を断然指示しそれに統一している.

Q2.魔導の歴史は18年?
 魔導研設立は982年つまり、18年前らしい.それまでガストラは太古の昔にドマから紛失したはずの古文書を研究し魔大戦の記録を紐解いていたのだ.そして、ちょうど18年前に幻獣界へ侵攻、ゲームからもこの時はまだ魔導兵器が無いことがわかる.
 そして、そこにいた大勢の幻獣と、偶然というか何というか…たまたまその年生まれた幻獣と人間のハーフであるティナを捕獲することに成功したのである.よく考えると驚くほどご都合主義な展開である.

Q3.魔導注入のタイミング
 セリスは魔導を注入され人為的に作られた魔導戦士である事は有名である.ではいつ、魔導の力を注入されたのだろうか?
 セリスが生まれたその年に、ガストラは幻獣界を侵し幻獣とティナを獲得している.ティナが誕生していたという事はセリスがすでに誕生していることを物語っている.ただ、セリスが遅生まれだと仮定すると、また話が変わってくる.とにかく、セリスが生まれる前後に魔導研は完成.セリスは人工魔導戦士のハイナンバーとして生まれたはずである.さらに次項以降で掘り下げてみたい.

Q4.魔導注入技術
 魔導の力を人間に注入する技術.コレによって人生を狂わされてしまった第一人者と言えば間違いなくケフカであろう.彼は魔導注入には成功したものの精神に異常をきたしてしまっている.
 では何故、ケフカの例では失敗したのか? それはおそらく成人男性に注入してしまったからであろう.魔導研は18年前に完成しているが、その当時すでにケフカは17歳の青年で予想の範疇だが最初もしくは最初期の実験体だったのでは無かろうか.その結果、魔導注入には成功したが、どこか精神の均衡を欠いた人間になってしまい次回以降の実験には幼い子供、特に生まれる前に遺伝子レベルで魔導注入を行ったのではないかと私は考えている.その成功例がセリスなのでは無かろうか?
 余談だが、18年の間に魔導注入技術は完成されたらしくガストラ皇帝も注入を受けたものとみる.その根拠は魔大陸においてガストラが強力な魔法を使ったことである.

Q5.何故ルーンナイトを量産しなかったのか?
 ガンダムの話になってしまって恐縮だが、「ZZ」においてルーンナイトと酷似した設定の強化人間という者達が登場する.その中でもプルツーと言う少女はプルというそっくりな少女のクローンであり、その二人はグレミーという野心を秘めた青年の秘蔵っ子であった.さらに、終盤ではグレミーが密かに育てていた多くの強化人間達が登場する.
 さて、ガストラは何故にルーンナイトを増産しなかったのだろうか? まず考えられるのは、ケフカでの失敗を轍に遺伝子レベルで魔導注入を行ったセリスの成長をモニタリングする必要があったのではないかと言うことが挙げられる.仮に、調子に乗ってルーンナイトを増産し、それらが一斉に敵に回ったら目も当てられない状態になるだろう(現に、ケフカは造反、セリスは敵に回っているが…).ちなみに、クローンは育つのに時間がかかるのにプルのクローンプルツーとはこれ以下に? とお思いの方もいるだろうが、実を申すとプル、プルツーそして多くの強化人間達自体が、一人の人物のクローンと(ギレン・ザビと言われている)現在は考えられている.

Q6.ルーンナイトが不要になった?
 Q5を受けたこの質問.さて、セリスタイプのルーンナイトが帝国で一人しかおらず、あまつさえ将軍となっているのを見ると、ルーンナイト計画は中断したのか? とすら思えてくる.が、あながちそれは間違っていないかもしれない.セリスのモニタリングでルーンナイトのメリットは確認できたが、同時に進行していた魔導兵器はさらなる成果を帝国にもたらした.一般兵でも魔導の力を操れるばかりでなく大量生産に向く.こんなのが出来ちゃぁいちいち適齢期まで成長させ、その間に軍事的訓練や思想教育を施さなくてはいけないルーンナイトよりずっと便利で、何より安上がりであろう.

Q7.若すぎませんかレオ将軍?!
 攻略本の年表が確かなら、レオが20歳、ケフカが25歳の時に二人の手により軍部の再編が終了したことになっている.だが、どう考えても若過ぎやしないだろうか? まぁ、ガンダムでは20歳で大佐になった香具師もいるくらいだが…
 この点を出来る限り考えてみよう.まず、ガストラ自身が元々は幕僚出身と言う点が挙げられる.そして、クーデターがらみで帝位を勝ち取った、いわば覇道の道を歩んできた彼にとって軍部は実力主義と行動力を重視した、戦える物である必要があったのではないだろうか.そのポリシーの前ではお飾りの士官は必要なかった物と考える.そして、彼の交友関係にクリストフ家などの有能な武家があったとするならレオを弱冠20代そこそこで軍部の中枢に据えるのも納得がゆく.考えてみれば、セリスも十代で将軍職に就いていた.
 そして付け加えるなら、ガストラ帝国の軍幹部は何らかの実力者が就くのが通例のようである.現に、将軍職と言ってもそれは戦略家、軍略家ではなく腕が立つ戦士…つまり武将が務めているのが良い例である.

Q8.ティナの生い立ち
 謎が多いのがコレ.ティナの生い立ちである.生まれてすぐにガストラに拉致されたのにそれ以降どういう人生を歩んでいたのかいっさい謎.セリスはシドに養育されたらしいが、ティナはそれも謎.大体、生まれてからずっとガストラにいるのだから思想教育でも施せばいいのに、なぜか操りの輪なる面倒くさい手法でコントロールしていた.
 この点だけはいくら考えても理解できる結果が導き出せない.いったい、どうなっているのだろうか? 7のエアリスのように適齢期まで、何も知らされず里親の元にいた…とも考えられないし…

Q9.ひょっとしたら
 この項は完全に予想.魔大陸でガストラはセリスにケフカと結ばれて後継者を残し、二人で自分(ガストラ)の意志を継げ、との台詞を残す.ただ聞いていれば、セクハラまがいの親父トーク炸裂なのだが、よく考えてみるといささか不思議な台詞ではないだろうか?
 アナタは赤の他人に、自分の家財産の一切を任せられますか? そう、いくら自分の腹心だからって任せるかよ普通? 三国志で有名な蜀漢皇帝劉備玄徳が死の間際に軍師諸葛孔明に後事を託す有名なシーンがあるが、彼と孔明はそれこそ「水魚の交わり」と呼ばれるほど親密な関係で、一部でホ○同人が作られるくらいである(ヲイヲイ).それに引き替え、ケフカは頭がイッてる殺人鬼だし、セリスは裏切り者である.何故こんな二人に後事を託せる?
 もしかしたら、そうもしかしたらであるが、この二人のどちらかが自分の子供、あるいは自分のクローンだったのではないだろうか? 年齢的にセリスが子供というのはちょっとキツイが(50歳説を支持するなら十分可能)、ケフカならガストラ37歳の時の子供とすれば十分可能.一方、クローンなら魔導研設立後にクローン技術を開発した技師に、子供のいないガストラは自らのクローンを作らせたと考えても何ら不思議ではないだろう.何で女だ? とも思うかもしれないが、先のプルがギレン・ザビのクローンだとするなら問題ははなかろう.


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