藤本ド根性3割「満足してます」休まず乗せた!!
◆ 3打数2安打で・301 ◆
高いハードルを藤本が越えた。
三振、左前打で迎えた第3打席。菊地原の外角スライダーを三遊間へ。
必要条件だった2安打以上をクリアして、念願の打率3割に到達した。
「厳しいノルマの中で3割をマークできてかなり満足しています。ガッツポーズがなかった?まあ個人のことなんで。
でも内心はメチャクチャ喜んでましたよ」
5日の広島戦で2安打して打率を・301としていた。
残り2試合で8打数2安打以上が3割に踏みとどまる条件だった。
「休ませるわけにはイカンやろう。自力でとってみい」と星野監督。
7日の巨人戦は4打数無安打に終わっていた。
試合後、その星野監督は藤本の話題に言葉が弾んだ。
「ホッとしたよ。あそこで打てたんだから精神的にも成長したのかな。
よく休んで達成するヤツがいるけど、正真正銘の3割やからな。
あと1打席凡退する余裕があったみたいだけど、計算間違いがあったらイカンし…」
ラストゲームで発揮したど根性は「危機感」と「努力」がもたらしたものだった。
「オレはまだレギュラーじゃない」。
甲子園のナイターでは、レギュラーで唯一、1年間早出特打を続けた。
「体力アップのために」と始めた攻守交代での全力疾走も1年間、やり通した。
日本シリーズの舞台でも、その姿勢は変わらない。
スポニチOSAKA10月11日付