星野監督ムッ!“走塁ミス”藤本に“先発初黒星”久保田に
◆ “両親参観日”せっかくの2安打も「勉強します」藤本 ◆
“オアシス”の水は、苦かった。
甲子園を高校球児に明け渡している猛虎にとって、ロードの合間の大阪ドーム3連戦は地元で雄姿を見せるチャンス。
だが、第1戦の結末は、4万8000人のファンの前で8月胴上げの消滅が確定するという皮肉なものだった。
「状況判断やな。まだあんなことやって…」
星野監督は真っ先に、藤本に舌鋒を向けた。
1点を追う五回、せっかく三塁打を放って同点機をつくりながら、タッチアップで本塁憤死。
今岡の右飛がライナー性だったために、つい、離塁が大きくなった。
遅れたスタート。強肩・福留も好返球を送ってきたが、本塁の1メートル以上も手前でタッチアウトになった。
この日昼には今オフの獲得を狙う早大・鳥谷にスカウト陣が指名あいさつ。
指揮官は同じ遊撃を守る男の発奮を促すように厳しい言葉を続けた。
「守備もいかん。経験して何回も(ミスを)やるんやったらオレが使わんかったらいい」。
やり玉にあがった藤本は「勉強します」と、うなだれるしかなかった。
3回5奪三振と勢いよく飛び出した先発・久保田も失速した。
四、六回は四球を出して、直後に長打を浴びる最悪パターン。4失点で先発初黒星を喫した。
「もったいないね」。星野監督が嘆けば、新人は「リズム?そういうことだと思います」と肩を落とした。
広沢の一発どまりで平井には今季、同一投手との対戦では初の3敗目。
2敗のヤクルト・佐藤秀もそうだが移籍の苦労人にはどうも弱い。
「苦手?今さら、ええやろ」と闘将はうそぶいたが、日本一に向け、ダイエー強力先発陣では右肩痛を克服して8年目で開花した斉藤に要注意マークが必要かも!?
スポニチOSAKA8月20日付