今岡だ!桧山だ!ネバサレ追撃打!敗戦も中日コケて「M33」


    ◆ 「明日につなげる」桧山 ◆

    捨ててはいなかった。6点を追う六回、小雨降りしきる一塁側ベンチ前に円陣ができた。
    「明日も明後日も試合はあるんだ。1本でもどん欲に打て!」。
    田淵チーフ打撃コーチのゲキで、猛虎の本来の姿が顔を出した。
    3本の長打で3点。
    反撃及ばず敗れ、横浜戦の連勝は16で止まったが、相手に恐怖心を植え付けるには十分の破壊力だった。

    反攻の口火を切ったのは藤本だ。
    「島野ヘッドに“先頭で出れば何かが起こる”と言われました」。
    六回無死、横浜先発・ホルトから今季5本目となる三塁打。
    一死三塁から今岡が19試合連続安打となる一塁線を破る適時二塁打。
    さらに二死二、三塁、桧山の左中間2点適時二塁打で一気に得点差は3に詰まった。

    猛攻は今後の戦いに大きな意味を持つ。
    六回の攻撃で完投ペースのホルトを引きずり下ろし、4投手を引っ張り出した。
    相手投手を消耗させたことは3連戦トータルでは必ずプラスに働く。

    桧山はナインを代表して意気込みを語る。
    「これを明日につなげられれば」。
    一戦必勝。今後もこのスタイルを変えるつもりはない。





    スポニチOSAKA7月30日付