赤星&藤本“守勲”ショーや 美技で勝利に好アシスト
◆ 「よう守ったから流れ来た」星野監督 ◆
スコアだけでは、勝利の本質は見えてこない。
だから大勝劇を喜ぶだけでなく、リズムを作った好守にも喝采を送ろう。
猛虎の誇る藤本、赤星のセンターラインが相次ぐ美技で勝利の隠し味を効かせた。
緊張感の残る序盤の攻防で、藤本のグラブが有能な掃除機と化す。
初回に二つのゴロを軽快にさばき、高橋由の遊直をジャンプ一番好捕。
続く二回、先頭の清原が放った左前へ抜けそうな一撃はダイビングキャッチから一塁で刺した。
「2試合連続でエラーしてますからね。守りは必死でした」。
もちろん、二つのワンバウンド送球を処理したアリアスのアシストも忘れてはいけない。
「ジョージに食事を2回おごれ、と言われましたよ」。
こんな出費なら、いくらお金を出しても惜しくはない。
さらに赤星も五回二死から清水の右中間への大飛球をフェンスにぶつかりながらキャッチ。
「あれを取るのが僕の仕事ですから」と胸を張る。
守備は記録に表れない。だから最後に、星野監督の言葉を2人に贈る。
「きょうは、よう守ったから、流れがこっちへ来たよ」―。
スポニチOSAKA7月12日付