猛虎「巨倒10点」開幕もろた!藤本&鳥谷が見せた"王者の強さ"
◆ もう敵にはならないかもしれない ◆
猛爆だ!G倒だ!
猛虎桜が満開だ!!連覇を狙う岡田阪神が14日、甲子園で行われた巨人との開幕前哨戦に圧勝した。
主役は遊撃バトルを繰り広げる2人。
1点を追う六回に藤本敦士内野手(26)の右翼線三塁打で逆転すると、
続く鳥谷敬内野手(22)も右中間へ適時二塁打を運び突き放した。
オープン戦今季最多4万8000人の大観衆の前で宿敵に強さを見せつけ、岡田彰布監督(46)も手応えを口にした。
◆ 魅せた豪快“岡田野球” ◆
宿敵に王者の強さを見せつけた。巨人アレルギーなどもうない。
常勝軍団への第一歩を踏み出した虎戦士がノビノビとバットを振り回し、ダイヤモンドを駆け抜けた。
打って、つないで15安打10得点。
自由かつ豪快な岡田野球を象徴していたのは1点を追う六回だ。
巨人の新戦力シコースキーを攻め一死一、二塁から遊撃のレギュラー死守に燃える藤本が強烈な一撃をお見舞いした。
ファウルで粘りに粘って迎えた12球目。
フルカウントから内角チェンジアップに食らいついた打球は右翼線で弾む逆転三塁打。
絶好調のプロ4年目が、またしても存在をアピールした。
「相手が巨人だから集中しました。今年は少し違うというところを見せたかった。
高打率?そういう数字をシーズンでも残したいですね」
昨年は正遊撃手として、初の3割をマークするなどVに貢献。
緊張感の中でプレーし続けた自信が今季の急成長につながっている。
ガムシャラな昨年とは違い、今年は鳥谷とのシ烈な遊撃争いの中でも「三振するかどうかの緊張感が楽しくなってきた。
去年は、そんな余裕は全くなかった」と打席内で駆け引きを楽しむ余裕がある。
これでオープン戦打率も規定打席には達していないが、23打数13安打の・565に浮上した。
ライバルの鳥谷も続いた。
藤本を三塁に置いてチェンジアップを右中間へ運ぶ適時二塁打。
初体験となる4万8000大観衆の中でも全く動じることのない肝っ玉ルーキーは
「緊張するかと思ったけど、今までと同じようにいけた。巨人?相手より自分のことで精いっぱいですから」と淡々と振り返った。
さらに試合前、岡田監督から直接打撃指導を受けた赤星も「存在を印象づけたかった」と左翼線三塁打を放ち、この回4点。
八回にもサンタナから4安打で4点を奪い、ダメを押した。
個々の持ち味を存分に発揮しての快勝に岡田監督も満足感を漂わせた。
「きょうは参考記録。でも、4月2日に対戦するのは、はっきりしてるわけやからね。いいものが出るに越したことはない。
開幕戦もいいゲームになると思うよ。あの強い巨人相手でもな」
ニヤリと笑ってロッカーに引き揚げた指揮官。
その背中には球界の盟主交代への確かな自信がみなぎっていた。
◆ 横浜007もビビッた ◆
猛虎の強さに007もビビッた!
巨人に続き開幕2カード目で対戦する横浜・松島スコアラーはまずは四番・金本に
「絶好調じゃない。どの球を投げてもうまく打ち返している」と脅威。
鳥谷とシ烈な遊撃争いを続ける好調・藤本には「成長している」と明言。
さらに注目したのが2番手として登板した江草だ。
「開幕2カード目だし。うちはあるね。1イニング目は低めの制球がいい。ツーシームは良かった。もうちょっと研究してみるよ」と話した。
スポニチOSAKA3月15日付