【聞いてえな】1つのパターンで最後まではいけないよ
(滞在中のホテルでゆっくりと過ごし、午後から報道陣と会談)
−−きょうはゆっくりと…
岡田監督 「そうやな。ゆっくりとさせてもらったわ。マッサージを受けたわ。まあまあやったな」
−−打線の構想も考えたりするのですか
「流れの問題だな。どうも左投手に抑えられた日本シリーズのイメージが残っていてな。
セ・リーグは左投手にいいのが多い。だから4番は右にしたいという考え方もあるけど、3番が右だったら4番は左でもいい。
左、左とかではなくて打線は右、左とジクザグでいきたいわ」
−−金本が4番を打ちたいという話も
「オフは選手とそういう話はしないよ。キャンプに入って徐々にそういう話をしていく」
−−実際に4番・金本はありえますか
「オレは2番・赤星、3番・金本という打順にはこだわらないよ。
確かに三塁コーチャーとしてみていて、ものすごく機能していたと思った。
ただ赤星が(凡退して)寸断された後に金本がホームランを打つということも多かった。
もっと金本をうまく使う方法はあるかもしれない。オープン戦で試していきたいね」
−−3番に誰かを置いてその後ろに金本ということもあると
「本当は足が速いバッターが塁に出た後は、右打者の方がいろいろな可能性があるんだ。
今年なんて、赤星が塁に出ると金本にはキャッチャーが二塁に送球しやすいようにアウトコースばっかり。
これではいくら金本が大きいのを狙いにいっても、引っ張れるようなインコースの球が来ないから流し打ちでつなげるしかない。
3番が右打者だと一塁走者を警戒して一、二塁間も空く。
バッテリーは送球しやすいようにアウトコースに投げてくるけど、そうなると右に流し打ちしても成功しやすいんや」
−−3番は右打者が理想ということですか
「赤星の後にはな。ただ、こういう話に正解はないよ」
−−今岡は1番に固定と考えていいですか
「今岡はホームランも打てるしな。セ・リーグNo.1の核弾頭だから」
−−構想にある打順はオープン戦で試していく形ですね
「キンケードも入ってウチは厚みが出ているからな。実戦でいろいろとバリエーションを試してみたい。
最終的には形は2、3通り。140試合もあるといろいろなハプニングもあるし疲れがたまる選手も出てくる。
1つのパターンで最後まではいけないよ」
−−来年はガラッとオーダーが変わるかもしれませんね
「その可能性はあるね。ポイントは右打者だよ。今年はスタメンで6人が左というときもあったからね」
−−そうなると2番・赤星に続く右の3番打者は誰ですか
「浜中はケガの状態次第だしな。考えられるのはキンケード。
ビデオでは変化球にも対応できているみたいだけど、実際見てみないとね」
−−キンケードの背番号は
「22や。外国人は背番号にこだわりはないけどね」
−−監督の4番の理想はどんな選手ですか
「4番はチームの顔。だから日本人で対応したいね。最近はどこのチームも外国人が多いよね」
(ここで持論を展開)
「ただ、4番が打点王を獲っても優勝できないことも多いのと違うかな。
オレが現役の時に5番を打つことが多かったからかもしれないけど、5番が打点を挙げるチームは強い気がする。
2アウトで巡ってくることが多いし、4番が歩かされることもある。4番の後ろが打てば得点力はグーンとアップするよね」
−−8番・藤本というのは
「一番大きかったのは実は投手のバントだよ。藤本が塁に出れば、足を警戒して内野手がチャージできなくなる。
投手のバント成功率が高かったのは藤本のおかげ。少々ミスしても成功していたね。
藤本が走るかも、と内野手が警戒してバントはしやすかった。藤本の隠れた功績だね」
−−来年はその藤本と鳥谷が争います
「打撃は慣れもあるし、藤本が上だね。アマとプロではボールのキレが違う」
−−ところで、星野SDが岡田監督にアドバイスを送っていましたが
「オレも練習はブルペン中心にしようと思っている。ファームで監督をやっていたときもブルペン中心。
試合にしても一、二軍の入れ替えにしても、投手が多いから見ておく必要があるよね。
野手はフリー打撃を見ないでも、だいたい調子は把握できる」
−−シーズン中の茶話会存続も訴えていましたが
「やっていくつもりではいるよ」
(ファンとの交流パーティー参加のため退席)
サンスポ.com12月15日付