恐怖の8番は足も恐いゾ…藤本2点タイムリー&盗塁
この男の武器はバットだけじゃない。虎の恐怖の8番・藤本が打って、走って鯉を突き放した。
「久しぶりに得点圏で打てました。ランナーがいるときに、かえって気合が空回りしてしまうんで…。普通に、普通にと思ってました」
肩の力を抜いて迎えた四回一死二、三塁。
「有利なカウント(0−2)だったんで、思いきって攻めていきました」と、黒田の147キロ直球を狙いすましてセンター返しした。
文句なしの2点タイムリー。貴重な追加点を奪った。
バットで4万8000人観衆を沸かせると、すかさず足で魅せる。
緒方の失策で二塁を陥れた後、井川の4球目にスタートを切った。
5月9日の横浜戦(横浜)以来、実に22試合ぶりとなる今季6個目の盗塁成功。
左ひざねん挫を克服した証しを見せつけて、今岡の左犠飛で6点目のホームを踏んだ。
「勝手に走りました。(島野)ヘッドからも行けると思ったんだったら、行っていいといわれてたんで」。
今季セ・リーグでダントツのチーム盗塁数62。
個人別では2番・赤星(30)、3番・金本(10)の2人が上位を占めているが、
背番号9がもっと走れば、さらにチャンスは広がり、得点につながる。
連日行っている早出特打。ランナーなどの状況を設定して打ち込みを行う成果も、確実に表れている。
この日は、3打数2安打2打点1盗塁。打って、走って、これからいくらでも得点チャンスに絡んでみる。
サンスポ.com6月26日付