藤本に頼もしい味方!恩師・ノムさんが猛ゲキ
元阪神監督で社会人・シダックスの野村克也監督(68)=サンケイスポーツ専属評論家=が16日、阪神二軍との交流戦
(大田スタジアム)で指揮をとり、鳥谷との激しい正遊撃手争いを続ける藤本敦士内野手(26)に猛ゲキを飛ばした。
試合は3−2で阪神二軍が勝ったが、今秋のドラフトで阪神が獲得を狙う野間口貴彦投手(20)が九回に登板し、
被安打1、3三振の快投を見せつけた。
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4月2日に迫った開幕まであと半月。
岡田監督が「数字だけでは判断しない」と話した遊撃戦争で、頼もしい藤本の味方が現れた。
背番号9の恩師ともいえるその人は、元阪神監督、現在はシダックスで指揮を振る野村監督だ。
鳥谷とのバトルで奮闘を続ける姿をブラウン管の向こう側から応援していた。
「よくなったね。自信満々にやってるのがいい。バッティングもたいしたもんだ。プロ野球ニュースでよく見てるよ」
鳥谷が野球エリートとするならば、藤本は文字通りの雑草男。
亜大を中退後、甲賀総合科学専門学校からデュプロへ進んだ。
当時の阪神・野村監督が00年ドラフト7位で指名すると、プロ3年目となった昨年、大輪の花を咲かせた。
今の藤本の姿があるのは間違いなく野村監督のおかげだ。
一方、鳥谷に対しては「打球の方向が一定で内角に弱いのでは」と弱点を指摘。
かわいい存在である藤本にレギュラーを守らせてあげたいという気持ちが思わず言葉ににじみ出た。
「でも、金髪はアカン。もう飛んでいってぶんなぐってやろうかと思った」
真っ赤なユニホームに身をつつんだ智将から最後に飛び出たのは猛ゲキの言葉。
背番号9がこの声に答えるには、これはもう結果しかない。
【野村監督に聞く】
−−阪神のオープン戦は?
野村監督 「見ていない。こっちも昼間やし、向こうも昼間やし。ナイターだったら見れるんだけどね」
−−チームの調子はいいです
「そりゃ優勝候補だね。連覇だ。でもあんまりオープン戦でよかったらなあ。本番にとっとかないと。
能あるタカはつめを隠すというだろ。4番もあんまりホームランも打ったらだめなんだよ」
−−金本は3本打ってますが
「そりゃだめだな(笑)」
−−阪神では鳥谷と藤本がレギュラーを争っています
「藤本はよう打ってるね。プロ野球ニュースでいつも出てくる。さっき黒田(編成)部長と話してたんだけど、
人生というのはわかんねえな。俺が(藤本が所属していた)デュプロの試合を見に行ってなかったら獲ってなかった。
あのときショートがいなかったんだ。ショートをずっと探してたから」
−−ある雑誌で読んだのですが、鳥谷が内角に弱いといわれてましたね
「見てないのにいいかげんなことは言えないけど、打球の方向が一定だから(左方向を指差しながら)。
まあ、悪いことじゃないんだけどね」
−−レギュラーとしてルーキーを使うことについてはどうでしょうか?
「ショートというのは大事なポジションだから。キャッチャーとショートはバッティングはいらないんだよ。
.250打てばいい。守備ができればいい」
−−藤本は昨年守備が上達した
「まあ、よくなったね。自信満々にやってるのがいい。バッティングもたいしたもんだ。よく打ってるよ。
ただ金髪にしてまゆ毛そってるだろ。もう、飛んでいってぶんなぐってやろうかと思った。女も失恋すると髪を切るだろう?
イライラするんだよ。頭の毛は毛細血管が流れているから染めるもんじゃない」
−−阪神とは去年も戦って勝ちましたが?
「去年しかやっていないよ」
−−きょうは勝負にこだわる?
「むこうが、だろ。2連敗もできないだろうから。(オーダー表を見て)沖原、秀太…、早川もいるな。こりゃ1.5軍のメンバーだ」
サンスポ.com3月17日付