「鳥谷VS.藤本」キャンプ同組同メニューで遊撃バトル


    鳥谷 VS 藤本、直接バトルで決着や!
    阪神岡田彰布監督(46)が26日、大阪市内のホテルで開かれた「朝日新聞社頌春レセプション」に出席し、
    2月1日から始まる春季宜野座キャンプで、ショートを争う鳥谷敬内野手(22)と藤本敦士内野手(26)を
    打撃、守備、走塁などすべてのメニューで同組対決させる方針を明かした。
    勝つか負ける。レギュラー獲りへの真剣勝負がいよいよスタートする。

    競わせれば一目瞭然…無制限一本勝負

    大晦日の「曙 VS サップ」も壮絶だったが、虎のリングでもシ烈なバトルが開戦する。
    鳥谷 VS 藤本。2月1日の宜野座キャンプイン初日から、いきなりの“直接バトル”だ。
    もちろんマッチメーカーは岡田監督。
    この日夕刻、大阪市内のホテルで開かれた「朝日新聞社頌春レセプション」に参加した指揮官は、
    男と男の激しい戦いを想像してほくそ笑んだ。

    岡田監督 鳥谷と藤本? キャンプはバッティングも何もかも一緒の組よ。同じところで競わせる。
    勝ち負け? そんなもん、見てたら分かるよ。レギュラーはみんなが認めんとアカンもんやからな。

    キャンプ期間中、打撃、守備、走塁、さらには筋力トレーニングに至るまで、全部同組で同じメニューをこなさせる。
    お互い、見たくなくても相手の動きは目に入ってくる。周囲もすぐに比較できる。
    一目瞭然だけに、岡田監督ら首脳陣も「優劣」をつけやすい。
    初実戦となる2月8日の紅白戦では、敵味方に分かれて同じ打順にするプランもある。
    そんなバトルが2月1日から1か月間以上、毎日毎日続くのだ。
    どちらかが「参りました」とギブアップするまで実質、時間無制限の1本勝負だ。

    過去の阪神新人で、キャンプ初日からこれほどハイレベルな要求をされた選手は、
    二塁をヒルトンと争った80年の岡田彰布以来か。
    3拍子揃ったアマNO・1野手とはいえ、まだ大学生のルーキーに変わりはない。
    一方、藤本は昨年3割をクリアしてリーグ優勝に貢献、岡田監督自身から「俺のMVP」と称された男だ。
    だが指揮官には、鳥谷が過酷なバトルに耐え得る素材との確信があった。

    岡田監督 (鳥谷は)新人だからって、特別扱いなんてせん。本人もイヤやろしな。
    体力が万全じゃなかったら最初から取ってない。だいたいポジション争いできる選手に「焦るな」とかいうのも失礼な話やで。

    2月1日の開戦後は、11日に行われる練習試合・広島戦(宜野座)のスタメンゲットが最初の目標になる。
    もちろん、最後は結果での判断。4・2開幕巨人戦(東京ドーム)で、果たして先発ショートに名を連ねているのはどちらか。
    そしてベンチを温めているのは…。
    27日からプレマッチがスタート。そして2・1キャンプインに運命のゴングが鳴る。





    日刊スポーツなにわweb1月27日付