セカンド藤本 攻守にキラリ


    阪神の『二塁手・藤本』が、すっかりなじんだような光景だった。
    八回一死一塁、北川の二塁寄りの打球を逆シングルでキレイにさばくと、ボールを素早く遊撃・鳥谷へ。
    「打球も速かったし気持ちの面でも急ぐことがなかった」。
    何の問題もなく、ライバルと二ゴロ併殺を完成させた。

    「あとは逆回転して投げられるかどうかですね」と慢心はない。
    左手を痛めた今岡の欠場を受けての二塁起用。
    万が一の場合は、開幕でも務めることになるかもしれないからだ。

    バットでも七回にバーンの初球を左前へ。
    片岡、野口に続き、鳥谷の適時打へとキッチリつなげた。
    「下降気味だったんで、こういうときにどうするか。出てよかったです」。
    もちろん遊撃争いも終わっていない。
    自信と経験が、藤本の体を包んでいる。





    デイリースポーツonline3月22日付