BALLLPARK TIME! 2003.5.14 「Key Man 藤本敦士に注目」



   タイガースの勢いが止まらない。
   故障者続出のジャイアンツ、いまいち調子が上がらないドラゴンズをしり目に着々と首位固めを行っている。
   5月9日の対ベイスターズ戦では浜中治、片岡篤史、ジョージ・アリアスが優勝した85年以来の3者連続ホームラン。
   ファンのボルテージも上がり放しだ。
   充実した補強によって、固定メンバーで戦えていることが好調の一因であろうが、その中でもショートの藤本敦士に注目したい。
   野球の専門学校『甲賀総合科学専門学校』出身という異例の経歴(その他にはファイターズ建山義紀が出身)。
   公称173cm、71kgと野球選手に見えない程小柄な身体ながら、そのグラブさばきは球界でもトップクラス。
   ゲーム前の守備練習から注目の選手である。
   また課題と言われたバッティングも今年は好調を維持。
   打率.333はセ・リーグ7位の成績だ(5/13現在)。
   85年の優勝時、ランディ・バース、掛布雅之、岡田彰布といったスター選手の影に
   鉄壁の守備を誇る平田勝男という名脇役の存在があった。
   今年のタイガースもその辺のバランスがとても良い。
   藤本の活躍が続く限り、ファンは夢を見続けることができるはずだ。